障がい者スポーツ情報サイト

日時：平成29年12月20日（水）10：00～15：00

会場：午前／青葉ビル・午後／上中島仮設住宅集会所

レポート：

  午前中の会場となった青葉ビルは、高齢者やファミリー向けの市営住宅（2階～8階）と公共施設（1階）を合わせた公共施設として平成20年4月1日にオープン。東日本大震災により1階部分が大きく被災したが、NPO団体等の支援により平成24年4月にリニューアルオープンしている。

  今回の釜石訪問も、釜石市体育協会の佐藤千依さんにお世話になった。また、卓球バレーの1級審判員である盛岡市の菅野さん、大船渡市のスポーツ推進委員の東さん、間田澤さんも応援に駆けつけていただいた。参加者は青葉ビルや復興住宅に住む高齢者のグループが中心であった。すでに卓球バレーは経験済で言うことであったが、正式なルールを覚えたいということで堀川さんの指導の下、主審、副審を配置しての試合形式で行った。普段から楽しんでおられる方々だけあって基本ルールはマスターしていた。いつものように笑い声あふれる教室となった。

  午後からは、中妻地区上中島にある仮設団地に移動して教室を行った。普段は6名程度の人数で長机も2つしかないことから1対1での卓球バレーを行っているとのことであった。今回は、長机をもう1つ追加してスペースを作り3対3での試合を行った。85歳以上のおばあちゃんたちとは思えぬ、パワフルなプレーに、ガッツポーズ、ハイタッチと大いに笑い合った。ネットのことも「網」と呼んでいるところはさすが釜石の方々である。

  話は変わるが、午前も午後も教室の冒頭でラジオ体操を行ったが、「大船渡弁」「ドラえもん」など、いろいろなバージョンがあることと初めて知った。実に新鮮なラジオ体操であった。