障がい者スポーツ情報サイト

期日：平成30年5月27日（日）

会場：合浦公園多目的広場（青森市）

レポート：

  大会には、青森県、仙台市、宮城県、岩手県の4チームが出場。10月に福井県で開催される第18回全国障害者スポーツ大会（福井しあわせ元気大会）への出場権をかけ、4チームによるトーナメント戦が行われた。

  岩手チーム（社会福祉法人岩手県視覚障害者福祉協会所属）は準決勝で地元青森県と対戦。初回、相手の守備の乱れをつき1点を挙げたが、以降は、先発の小山田投手の丁寧な投球に苦しんだ。4回には、無死満塁の絶体絶命のピンチを迎えたが、エースの佐々木を中心に守り切り、1対0のスコアで接戦を制した。

  決勝は、宮城県と対戦。日程の都合上、休憩なしの厳しい条件での試合となった。岩手県は宮城県の好投手齋藤から打線が6点を挙げ、連投となったエース佐々木が相手の強力打線を封じ込め、守備陣の踏ん張りと合わせ、見事、完封勝利を収め理想的な試合運びとなった。この結果、岩手県は3年連続（※）で全国障害者スポーツ大会への出場権を獲得した。

※2016年は地元開催により地区予選免除

以下は、チームが所属する法人の金野理事のコメントです。

「今年度は、若手選手・新人選手の育成が少しずつ成果を上げてきています。昨年の愛顔つなぐえひめ大会では、全国トップクラスのチームとの力の差をっ実感する悔しい3位でしたので、この夏から秋にかけて一層強化を図り、良い色のメダルを掛けて福井から戻ってこられるように頑張りたいと思います。」

大会結果

準決勝  仙台市  ０  対  ０  宮城県（宮城県抽選勝ち）

準決勝  岩手県  １  対  ０  青森県

決   勝  宮城県  ０  対  ６  岩手県

※岩手県チームは全国障害者スポーツ大会の出場権を獲得（3年連続・最高成績3位）