障がい者スポーツ情報サイト

期日：平成30年6月24日（日）

会場：元気フィールド仙台

レポート：

  平成22年のチーム結成。平成23年より、ブロック予選会に出場し、あと1歩のところで優勝に手が届きませんでしたが、ついに悲願達成です。結成当初のメンバー4名に新たな戦力を加え、実力は十分。しかしながら、試合で実力を発揮できずに悔しい思いをしてきました。練習では実戦形式を多く取り入れ、普通高校との練習試合など工夫を重ね、試合においても力を出し切れるチームにしようと選手、指導者そして保護者のバックアップのもとに取組んできました。その成果がようやく実を結ぶこととなりました！

  男子の出場チームは宮城県と岩手県の2チームです。試合は立ち上がりに岩手県チームが12対5とリードしますが、ちょっとしたミスをきっかけにあっという間に12対13と逆転を許します。その後は、一進一退の攻防の末、25対19で岩手県が1セット目を先取。2セット目は双方譲らず、接戦の展開。宮城県も必死に食い下がりますが、プレッシャーを跳ね除け2セット目も25対23で岩手が取り、セットカウント2対0のストレート勝ちを収めました。地元開催の希望郷いわて大会を除くと、初めてブロック予選会を突破しての全国大会出場権獲得です。結成初期メンバーにとっては、8年目での勝利となりました。これまでチームを支えていただいたスタッフ、保護者の皆様、そして初代監督の高橋好則先生、本当にありがとうございました。

  続いて女子チーム。宮城県、仙台市、岩手県の3チームが出場。岩手は初戦で仙台市と対戦し、セットカウント2対0で宮城との決勝戦に臨みます。女子はメンバーが揃わず、6名揃ったのはほんの1週間前という状況。にもかかわらず強豪宮城県から1セット目を25対19で先取しました。2セット目も中盤まではリードする展開でしたが、ここから宮城県が自力を発揮し、2セット、3セットと奪われ、残念ながらセットカウント1対2で敗退。最後は体力・気力も限界に近い状態でしたが、よくがんばったと思います。女子も来年こそ、優勝を目指していただきたいと思います。