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みんなの卓球バレー

話題のユニバーサルスポーツ

ここでいうユニバーサルスポーツとは、障がいの種類、程度、有無に関わらず、健常者も一緒に楽しめるスポーツを指します。今後の障がい者スポーツ振興を進める上で重要な観点となると想定されます。特に身近な地域で気軽にスポーツに参加できるような環境作りには大いに活用できることでしょう。

卓球バレーとは?

普通の卓球台を使用して、6人対6人イスに座ってプレーします。
使用するピン球はサウンドボール(音が出ます)を使用します。
ネットの下を通過させるため、打球はゴロが中心となります。
以上から、「6人制のゴロ卓球」と表現するとわかりやすいかもしれません。
ポジションは左図のとおり、サーバーとブロッカーの2つしかありません。1チーム6名中、ネット側の2名(赤丸)がブロッカー、残り4名がサーバーとなります。右利きか左利きか、あるいは、障がい程度により、ポジション(座る場所)を工夫します。チームによって工夫したポジショニングが行われています。
なお、相手コートに一番近くにいるブロッカーはサーブをすることはできませんが、ラリー戦では攻守のキーマンとなります。

卓球バレーとの出会い~オープン競技開催へ

県内に卓球バレーが初めて紹介されたのは、平成24年1月15日の中級障がい者スポーツ指導員講習会の中でした。この卓球バレーとの出会いは大分県の太陽の家職員、堀川裕二さんとの出会いでもあります。堀川さんからは卓球バレーだけではなく、太陽の家の理念を通して障がい者スポーツ全般について教えていただきました。
そして、ここから堀川さんとともに卓球バレーを希望郷いわて大会においてオープン競技として開催するための活動が始まります。競技として取組む人、審判、スタッフ、予算もすべてがゼロからのスタートとなりました。

なぜオープン競技なのか?

2016年10月23日。希望郷いわて大会では全国から40チームが集い、総勢700名以上が参加。
この理由は「障がいの程度、年齢性別に関わらず多くの方々に卓球バレー(スポーツ)を楽しんでもらいたいから」。これには、大きく2つあります。1つは、全国障害者スポーツ大会の正式種目はどちらかというと重度及び高齢障がい者が取組みづらい種目です。卓球バレーは、障がい程度や種別、年齢や性別の影響が極めて少なく、誰にでも取組みやすい種目であること。2つ目は、卓球バレーは団体種目となりますので、正式規則では地区ブロック予選会で優勝した6チームと開催県の7チームしか出場できません。よって、参加枠などを運営側で自由に決めることができるオープン競技で実施する方が、より多くの方々の参加の可能性が広がります。そして、卓球バレーをきっかけにいろいろなスポーツを楽しんでいただきたいと考えます。

用具について

今年度より日本卓球バレー連盟東ブロックを窓口として販売を開始しました。
製造・販売:障がい者就労支援施設  日立市しいの木学園(TEL0294-23-3125)
『はじめてキット(卓球バレー用具セット)』/13,500円
※詳細はチラシ(PDF版)をダウンロードしてください。
※なお、ネット&サポートやサウンドボールは一般のスポーツ店でも購入可能です。

岩手県卓球バレー協会

平成27年4月19日に設立。その後、日本卓球バレー連盟に加盟しました。東北では初めての卓球バレー組織です。希望郷いわて大会オープン競技開催のため、組織して取り組んでいくことが設立の大きな目的で競技の普及活動と指導者及び審判養成等、運営準備を組織として行いました。現在、日本卓球バレー連盟公認指導者は170名を超え、全国でもトップの数となりました。今後も活動の輪を広げてまいります!
連絡先
〒020-0831
岩手県盛岡市三本柳8-1-3
一般社団法人岩手県障がい者スポーツ協会内
TEL 019-637-5055/FAX 019-637-7626























































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