障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和元年7月13日（土）～15日（土）

会場：ふれあいランド岩手

レポート：

  この講習会は、日本障がい者スポーツ協会公認の初級障がい者スポーツ指導員の資格取得できる。18歳以上であればどなたでも受講できるため、毎年、各都道府県において開催されている。公認カリキュラムでは18時間以上の科目となるため、本県では、例年、海の日を含む3連休で開催している。

  さて、今年は、25名の初級指導瀬が誕生した。参加者の内訳をみると作業療法士が4名、理学療法士2名とリハビリ関係者の受講が増えてきている。それに反して特別支援学校教員は、今回は受講がなく、福祉関係者のスポーツ離れも進んでいるように思う。この要因として、スポーツの部署が一元化されたことにより、福祉の部署から切り離されたこともあるのではないか。

  また、毎年、初級講習を開催しているにも関わらず、初級指導者の累計には必ずしも比例していない。おそらく資格を取得したが、活動機会がない、情報がないと感じる方が資格更新を断念するケースも相変わらず多いようである。

  本県においても、その傾向はあるので、岩手県障がい者スポーツ指導者協議会や関係団体と連携して指導者の活動をフォローアップできるような体制づくりを進めていきたいと思う。