障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和2年12月13日（日）

会場：ふれあいランド岩手・ふれあいホール（1階）

レポート：

  7月の第1回大会に引き続き2回目のeスポーツ事業です。実施にあたり、「なぜeスポーツなのですか」「eスポーツはスポーツなのですか」という質問をいただきます。私たちも試行錯誤しながらの取組みですが、「Sports For All」を考えたとき、既存のスポーツに参加できない人がいます。参加しないことを選択することは問題ありません。しかし、参加したいけどできない、選択できないは問題です。そんな問題に1つの可能性を与えるのがeスポーツではないか？今回の取組みは可能性を探る事業ともいえます。

  さて、試合方法ですが、前回同様、予選リーグ（東風戦）はランダム対戦を3回実施。3試合の勝ち点合計により、上位8名が準決勝に進出。各組上位2名、合計4名が決勝進出（決勝のみ東南戦）。この方式では最大64名まで参加できます。また、負けた終わりではなく、初めての方でも3回は試合をすることができます。予選リーグで実力を発揮したのが、「全角岩手」さんと前回2位の「こすも1934」がワンツーで準決勝進出。残りの6名枠は大接戦となりました。最終結果は、予選は下位通過でしたが、準決勝・決勝で一気にギアを上げた「旗良（きよし）」さんが見事に優勝。5時間以上に及ぶ白熱の大会を制しました。

  今後も当協会ではeスポーツ事業に取り組んでまいりたいと思います。最終的にはALS患者の会の皆さんにも参加していただけるよう、体験イベントや体験教室などにも取組み、オンラインのメリットを活かせる形を考えていきたいと思います。なお、本大会の様子は岩手eスポーツ協会のYoutubeチャンネルよりご覧いただくことができます。