障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和4年6月19日（日）

会場：石鳥谷ふれあい運動公園

レポート：

今年度よりフットベースボールから「フットソフトボール」に競技名称が変更になりました。まだ少し違和感がありますが、徐々に浸透してくるでしょう。このフットソフトボールは全国障害者スポーツ大会の正式競技ですが、この大会以外ではあまり実施されていない特有の競技と言えるでしょう。本県チームは第4回大会と第5回大会と全国大会連覇を成し遂げ、以降、今回の第22回大会までブロック予選会を制してきました。

   さて、今回の出場は例年のとおり、岩手県、宮城県、仙台市の3チームでした。ここで、私見もありますが、簡単に各チームの戦力を分析してみます。岩手チームは過去の優勝メンバーが中心となっており、主力メンバーも30代後半となり若手の育成がカギとなります。宮城チームは支援学校生徒が中心の若いチームですが、卒業後に参加継続する環境を作れればチーム力は上がるでしょう。仙台チームは母体が親の会であり、活動を長い間継続しています。一生涯に渡り、スポーツ支援を行うある意味、理想的な取組みです。

   さて、出場3チームの総当たり戦を予定していましたが、2試合目途中に降雨と雷雲が近づいてきたため、3回終了時点でコールドゲームとしました。試合が長引いたことや選手の体力を考慮して3試合目は中止とさせていただきました。2勝した岩手県が優勝、以下は得失点差により第2位は宮城県、第3位は仙台市となりました。運営にご協力いただいた岩手県ソフトボール協会及び関係団体の皆様に感謝を申し上げます。