障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和4年9月11日（日）

会場：ふれあいランド岩手

レポート：

ブラインドラグビーとは「視覚に障がいのある方々」が行うラグビーで2015年にイギリスで考案されました。日本では2018年に紹介され、2019年にイギリスからコーチを招いて講習会を開かれたのをきっかけに同年4月1日に一般社団法人日本ブラインドラグビー協会が設立されました。今回の教室は同協会より開催の打診があり、実現しました。視覚障がいがあるのにラグビー？ぶつかったらどうするんだろう？と興味津々で参加しました。基本的なルールは一般的なラグビーと同じです。1チームは7名で行います。試合中は1チームあたり5名以上、視覚障害者が出場する必要がありますが、アイマスクをつけた晴眼者も視覚障害者として出場可能。また、全盲もしくはそれに準じる選手が出場する場合は、ガイド選手を1名サポートにつけることができます。タックル、押し合いのスクラムはなくタッチでおこないます。安全面に配慮しながら、さらには健常者もプレーできるなど、ラグビーを楽しむだけではなく、視覚障がいへの理解や共生社会づくりを目的として行われている競技です。当日はサウンドテーブルテニスの選手や高校のラグビー部など40名が参加して初めてのブラインドラグビーを楽しみながらの体験会となりました。