活動報告(レポート)
卓球バレー指導者スキルアップ講習会を開催しました
2023-12-17
期日:令和5年12月17日(日)
会場:いずみ高等支援学校(宮城県)
レポート:
本事業は日本卓球バレー連盟東ブロックが主催する連盟公認の指導者等を対象として指導及び審判技術のスキルアップを目的とした研修会です。現在、東ブロックには岩手・宮城・埼玉・茨城・栃木の5つの卓球バレー協会が設立されています。参加者は各県協会より22名が参加して行われました。今回の企画当番は岩手県卓球バレー協会でした。前半は卓球バレー導入時の指導方法として三浦事務局長、後半は審判技術講習会としてホールディングをテーマに菅野審判部長が実技指導を担当しました。
卓球バレー導入時にはいかに参加者の参加意欲を高めるかが重要です。最初に行うルール説明は簡易的にして、とにかくボールを打たせることをお勧めしています。そのうち参加者が自発的にルールについての質問が出てきたあたりで説明を加えるという流れで行うとスムーズに展開できると思います。
また、審判員の永遠の課題は「ホールディング」かもしれません。この判断の差が審判の技術さと思っている方も多いことでしょう。たしかにそのとおりの部分がありますが、審判は試合をプロデュースする役割があることを第一に考えたいところです。判断基準を明確にしながらも選手の障がい程度や技量に合わせて微調整する技術が大切です。簡単にいうと両チームが納得した形で試合を終えることができることが、良い審判員といえます。東ブロックでは毎年12月にスキルアップ講習を実施しております。是非、多くの指導者の皆様に受講いただければと思います。