障がい者スポーツ情報サイト

  東京オリパラの開催が来年に延期になったものの、ボッチャの体験希望が増えています。今回は軽米町教育委員会から11月13日は晴山小学校、11月19日は小軽米小学校、11月26日は軽米小学校の町内3つの小学校にて体験教室を行いました。子どもたちの理解度は高く、ボッチャのルールをすぐに覚えゲームを楽しんでいました。

  オリパラ教育の目的は、共生社会の推進であると考えます。ただ傾向としては、障がいのある方々の困りごとや大変さを強調したり、パラリンピック選手が障がいを克服して素晴らしいアスリートになったことに注目することがあり、これはこれで正しいことですが、少し不十分であるようにも思います。

  そこで、このような体験教室の時には、ボッチャが運動のできるできないに関わらずみんなで楽しめることや地域でボッチャの普及が進むと、地域にお住いの障がいのある方々と一緒にスポーツを楽しむことができるかもしれないことをお伝えしています。ボッチャの用具は少し高価ですが、お手製のボールでもよいので継続して楽しんでいただき、地域での三世代交流や障がい者事業所との交流等につながることを期待します。