障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和3年2月7日（日）

会場：オガールアリーナ（紫波町）

レポート：

  『岡崎建設Owls』によるバレーボール教室である。同クラブは、地元紫波町にある社会人の強豪クラブで主な戦績は、全日本クラブカップ優勝3回、岩手国体ベスト4、愛媛国体7位、天皇杯ファイナルラウンド進出（2016、2020）など素晴らしいものである。チームとして目指しているのは、強いだけではなく、地元町民、県民に愛され地域に貢献できるチームとのこと。今回の事業も障がいのあるなしに関わらずバレーボールを楽しめる環境づくりであり、先述の一環であると言える。

  さて、今回の参加者は本県知的障がい者バレーボールチームの選手とスタッフが中心であった。憧れのOwlsの選手たちに加えて、チームにとってもう1つの憧れの施設「オガールアリーナ」での開催。開催が決まってからこの日を楽しみにしていた参加者も多いはずである。

  参加者は地元の中学生等も含め、約50名ほど。全体での開会行事の後、早速、4つのグループに分かれてボールゲームを中心にアイスブレイク。参加者の緊張も解け、和やかな雰囲気でバレーボールを楽しんだ。そして、Owls選手と合同チームに試合形式の練習である。不思議なもので回りにお手本となる選手がいると参加者も普段は見られないような素晴らしいプレーをしていた。最後にOwlsの模擬試合を見学させていただいた。ものすごい迫力にみな圧倒されていた。

  このような貴重な機会をいただき岡崎建設Owlsの皆様にあらためて感謝したいと思う。そしてまた来年も継続的に開催されることを期待したい。