活動報告(レポート)
平成30年度生涯スポーツシンポジウム(東京2020参画プログラム認証事業)
2018-12-14
期日:平成30年11月17日(土)
会場:岩手大学復興記念銀河ホール
出演者
講師:日本福祉大学スポーツ科学部教授 藤田 紀昭 氏
コーディネーター:岩手大学人文社会学部教授 浅沼 道成 氏
パネリスト:日本卓球バレー連盟副会長兼普及委員長 堀川 裕二 氏
パネリスト:NPO法人スポネット弘前代表理事 鹿内 葵 氏
レポート:
始めに、日本福祉大学スポーツ科学部スポーツ科学科教授の藤田紀昭先生の基調講演をいただきました。藤田先生はご存知の方も多いと思いますが、以前、日本障がい者スポーツ協会指導者協議会の研修部長を務められておりましたので、障がい者スポーツ指導者にとっては馴染み深い方です。演題は、「これからの生涯スポーツ~障がい者スポーツからの視点~」で、これまでの自らの取組みをふまえ、具体的な取組みの方向性のヒントをいただく内容でした。
続いて行われたパネルディスカッションでは、まず、日本卓球バレー連盟の堀川さんより、震災翌年からの県内での卓球バレーの普及活動と希望郷いわて大会がもたらした広がりについて発表。次に、NPO法人スポネット弘前の鹿内さんより、総合型地域スポーツクラブにおける支援学校や行政、関係団体と連携した障がい者スポーツ支援の活動について発表いただきました。その後のディスカッションでは、岩手大学の浅沼先生が司会者。助言者に藤田先生も加わり、4名による活発な意見交換、提言も含まれており、障がい者スポーツの枠を超え、地域作りやコミュニティの形成まで大変深い内容となりました。
ディスカッション終了後は藤田先生の指導によるボッチャ体験、堀川さん指導による卓球バレー体験を参加者を2グループに分け交互に参加していただきました。全般を通して非常に中身の濃い内容であったと思います。開催にあたりご協力をいただきました皆さま、岩手大学関係者及び学生の皆さまに感謝を申し上げたいと思います。