障がい者スポーツ情報サイト

日時：令和2年10月17日（土）

会場：ふれあいランド岩手

レポート：

  今回は、岩手県作業療法士会との共催事業として実施しました。同会とは、様々な障がい者スポーツ活動の場面、例えば商業施設でのパラスポーツ体験イベントや各種団体・学校からの体験依頼など、スタッフ派遣及び運営協力をいただいております。これは本県の大きな特徴であり、強みとも言えるかもしれません。特に障がい者スポーツをこれから始めようとする方々に対してのリスクマネジメントや活動時の介助など、リハビリの専門職である作業療法士がいるとスムーズに行うことができるのです。

  さて、最近の卓球バレーの普及状況は、障がい者関係団体のみならず、健常者にも広がりを見せています。コロナ禍により、だいぶ機会は減っておりますが、体験依頼の要望もあります。そこで、各地域に指導者養成して、スムーズな普及活動を行いたいと考えます。これが、本講習会を実施する理由となります。また、地域に卓球バレーに参加できる環境があれば、障がいのある方々がスポーツに参加できる可能性も広がります。

  今回は、受講者の他、講習に協力いただく卓球バレーチームから17名が参加した。なお、この資格は日本卓球バレー連盟の公認資格となっている。冒頭では、県内を中心に障がい者スポーツの実施状況と課題。それを解決するツールとなる卓球バレーの活用などを30分ぐらいお話して、残りの時間は実技として行った。最後は強豪チームと受講者チームの練習試合も行うなど、皆さん卓球バレーの楽しさを感じていただけたと思う。