障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和4年12月4日（日）

会場：大船渡市民体育館

レポート：

過去2回は卓球バレー交流大会として実施。今年度は県の委託事業である「インクルーシブスポーツ推進事業」に合わせて午前の部として卓球バレー大会、午後の部はボッチャ大会という欲張りな事業となった。大船渡といえば県内では唯一といってよいほどボッチャが盛んな地域である。最近でこそボッチャの勢いはすごいものがあるが、大船渡は歴史が違う。おそらく20年以上前からボッチャに取り組んでいて、現在も月1回のペースでの大会が開催されている。

さて、卓球バレーには16チーム、ボッチャには28チームが参加した。コロナ過ではあるが多くの皆さまに参加いただいた。卓球バレーはクラス別に参加者を募集している。クラス名は地域にちなんだ名称にしており、さんまカップでは競技性の高いクラスを「さんまクラス」、勝敗よりもとにかく楽しもうという「つばきクラス」、初心者や体験希望者でも参加OKの「ころ柿クラス」としている。さんまクラスには3チーム、つばきクラスが8チーム、ころ柿クラスが5チームの合計16チームであった。今回も障がい者関係者に加えて大船渡市グラウンドゴルフ協会や老人クラブ関係者など普段はあまり接点のない方々が卓球バレーを通して交流を深めた。勝敗よりも交流といいながらも、ポイントのたびに湧き上がる一喜一憂の声や白熱のプレーに見ているほうも笑顔になってしまった。

続いてボッチャは１次リーグと２次リーグの成績により順位を決定した。試合はすべて２エンドマッチとして同点の場合はファイナルショットで勝敗を決した。ボッチャ初体験という方を含めて28チームが参加。最初に全体でルール説明と試合の流れを確認し、セルフジャッジを基本として試合を行った。結果は以下のとおりであった。