障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和5年6月25日（日）

会場：石鳥谷ふれあい運動公園

レポート：

  この大会は特別全国障害者スポーツ大会・燃ゆる感動かごしま大会（以下、全国大会）の出場権を争う大会です。全国大会は個人競技7競技と団体競技7競技があります。個人競技は大会細則にもあるとおり初出場に配慮するため、一般の国体とは少し色合いが違う選手選考が行われます。団体競技については全国を6ブロックに分け、それぞれで予選会を行い優勝チームが出場権を獲得します。岩手県は北海道・東北ブロックに所属しています。団体競技は知的障がいの区分が多く、バスケットボール、バレーボール、ソフトボール、サッカー、フットソフトボールの5競技が各県持ち回りを基本として開催されています。本年は岩手はソフトボールの開催することとなりました。出場したのは北から札幌市、青森県、岩手県、宮城県の4チームです。4チームのうち、力が抜きんでているのは宮城県でほぼすべての大会に出場していました。

  岩手県チームは初戦、青森県と対戦しました。2回までに7点をリードしたが2点差まで青森県が反撃。最後は辛くも逃げ切り勝利した。決勝はこれまで何度も跳ね返されてきた宮城県。序盤から一進一退の攻防が続き、延長タイブレークへともつれ込む。延長初回に藤井康輔選手の三塁打で勝ち越し逃げ切り勝利。地元開催枠だった2016希望郷いわて大会を除くと予選会を突破しての出場は初めてとなった。全国大会での活躍を期待したい。

  大会の準備から当日の運営まで多大なご協力いただきました岩手県ソフトボール協会の皆様にあらためて感謝を申し上げます。