障がい者スポーツ情報サイト

期日：令和5年8月6日（日）

会場：岩手大学学生センター

レポート：

今回は岩手大学卓球部からの依頼での開催となりました。同卓球部が卓球バレーを活用して放課後デイサービスの支援をしていることは知りませんでした。大学でも地域交流の一環として持ち運びの楽な簡易卓球台や用具の購入を補助しているとのことでした。また、10月には陸前高田市において気仙内外の中高生100名に卓球と卓球バレーの体験を開催するとのこと。今回はその準備として卓球バレーの指導方法を学びたいとの要望があり、講習会の開催に至りました。当日は学生8名が受講。講習会のサポートとして卓球バレーの全国大会2位の実績を持つアスレクトチームの選手数名に協力をいただき講習会を行いました。講義では県内における障がいのある方々のスポーツ参加の状況や課題などをお話しさせていただきました。陸上や水泳など一般的な競技スポーツでは日頃スポーツ参加機会の少ない方にとっては少々参加ハードルが高いようです。そんなときに卓球バレーを利用してきっかけづくりを行います。学生の皆さんも十分に理解しており、卓球バレーの指導方法だけではなく、今後の地域交流にどのように活かしていくか考える良い機会となりました。私たちも学生の皆さんの若いパワーに後押しいただきながら、卓球バレーを通したスポーツ参加環境整備に取り組んでいきたいと思います。今回、大学とつながる機会をいただきました岩手大学卓球部の田浦部長はじめ部員の皆さまに感謝を申し上げます。