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一般社団法人岩手県障がい者スポーツ協会
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活動報告(レポート)

第5回あまちゃんカップ(卓球バレー久慈交流大会2023)を開催しました!

2023-08-27
期日:令和5年8月27日(日)
会場:久慈市民体育館
レポート:
   2018年にスタートしたあまちゃんカップは、当時、久慈地域の卓球バレーを通したスポーツ参加環境整備と地域活性化への期待を集めるとともにJICAの『スポーツを通じた障害者の社会参加促進』をテーマにした課題別研修の集大成プログラムと位置付けられました。これにより、発展途上国と言われる中東及び東南アジア・アフリカ等から各国の障がい者スポーツ振興のリーダーたちが久慈市にやってくることになりました。地元、久慈では国際交流の素晴らしい機会であるとして大歓迎ムードとなりました。そして、翌2019年も同様の取組みを実施したことが評価され地域活性化につながる斬新な事業として中心的な役割を担った久慈地域卓球バレー協会が文部科学大臣表彰を受けております。
   コロナ過によりJICA研修生は2019年以来、久しぶりの参加となりました。今回は9か国9名の研修生が参加しました。なお、キルギス、ウズベキスタン、カザフスタンなどロシア語圏の方もおり、通訳は英語、ロシア語の2名が帯同しています。大会前日には恒例となっているJICA研修生をお招きしての歓迎レセプションも開催しました。今回も久慈中学校マンドリン部の皆さんのオープニングアトラクションでスタートし、楽しい交流会となりました。
   さて、今回の参加チームはJICAの2チームを加えても11チームとピーク時の半分ほど。これまで卓球バレーの象徴ともいえる活動を展開していた「ひばり療護園」チームの参加がないことも影響しています。重度障がいの利用者が多い施設ではまだまだコロナ過が懸念されるところです。また、昨年より併催している防災に関する講習会も実施しております。
   試合に目を向けると競技性を重視するクラス「あまちゃんクラス」には3チームが出場しましたが、やはり全国大会2位の実績のあるアスレクトチームが圧倒的な力を示し優勝しました。交流クラスである「琥珀クラス」ではJICAチームが大健闘。見事優勝を飾りました。なお、今回、久慈ライオンズクラブ様からの寄贈により琥珀クラスにおいても優勝カップが授与されることになりました。最後にはアスレクトチームとJICAチームとのエキジビションマッチを行いました。研修生の皆さんはアスレクトの強さに驚いていたようです。アスレクトチームはスポーツ実施率の低い層にいる方が卓球バレーを生きがいに全国大会にまで出場するようになる好事例でしょう。また重度障がいがあっても日常的にスポーツ交流を行ったり、地域での体験教室をサポートしたりと当事者活動にも好影響を与えることができます。また用具も格安ですので是非、各国の障がい者スポーツ振興に役立てていただければと思います。そしていつかは国際的な交流大会も開催できたらと思います。



























































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