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一般社団法人岩手県障がい者スポーツ協会
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活動報告(レポート)

シーカヤック教室を開催しました!

2017-10-15
シーカヤック教室再開!自然の素晴らしさを体験しました!
期日:平成29年10月15日(日)
会場:リアスハーバー宮古
協力:NPO法人いわてマリンフィールド、宮古市シーカヤック協会
レポート:
  このシーカヤック教室は平成15年より開始され、平成22年までに13回の教室を実施した。普段、障がいのある方だけではなく、健常者でも海上でのカヤック体験は貴重な機会であり、大好評の教室であった。しかしながら、平成23年3月11日に東日本大震災の津波により、拠点施設であるリアスハーバー宮古は甚大な被害を受け、保管していたシーカヤックやヨット類はほぼすべてが流失し、この教室も休止を余儀なくされた。
  希望郷いわて国体のヨット会場となっていたリアスハーバー宮古は平成26年5月に復旧。平成28年の希望郷いわて国体も無事に終了。すぐにでも教室再開と思いつつ、様々な課題により、開催時期を逃しかけていたが、今年中に再開しなければ次回も手探りになってしまうと判断し、開催に踏み切った。大変急なお願いにも関わらず、NPO法人いわてマリンフィールドと宮古市シーカヤック協会の両団体に快く引き受けていただき、本日の開催を迎えた。
  天気予報も開催日が近づくにつれ、良い方向に進み、絶好のコンディションであった。いわてマリンフィールドの滝澤副理事長の開会のあいさつにより教室を開始。最初は陸上においてパドル操作方法を確認して、すぐにシーカヤックに乗り込んだ。しばらくは港内にてバランス感覚やパドル操作を練習。経験者はもちろんのこと、初体験の参加者もすぐに慣れ、10分ほどでカヤックを自由に操作し始めていた。その後、インストラクターの後に続いて港外のクルージングへ。その頃には海も凪の状態から天気予報通り5m近い風が吹き始めてきたが、おのおのに1時間ほどの海のトレッキングを楽しんだ。
  昼食休憩をはさみ、午後になると風も強く波も出てきたため、ボートによる観光クルージングへと切り替えた。ボート2艇に分乗し、浄土ヶ浜を目指した。目的地までは、まるで遊園地のアトラクションのように、波をジャンプ。スリリングな展開に皆さん、子供のように大はしゃぎであった。海から眺める浄土ヶ浜は絶景であり、これまた初めての体験であった。私たちが乗ったボートは津波により一時流失したが、浄土ヶ浜でほぼ無傷で発見されたものであった。このボートで再び浄土ヶ浜を訪れることはとても感慨深い気がした。本当に貴重な体験の連続であったが、それと同時にもっともっといろんな方に体験させたい!と強く思った。来年度は是非、複数回実施できるように調整したいと思う。
ご協力をいただいたNPO法人いわてマリンフィールドと宮古市シーカヤック協会の皆さんにあらためて感謝を申し上げます。
※なお、この教室で使用したシーカヤックは大阪チャリティマラソンからの寄付金により、購入した機材も含まれます。おかげさまで教室を再開することができました。この場を借りて感謝を申し上げます。



























































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