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一般社団法人岩手県障がい者スポーツ協会
〒020-0831
岩手県盛岡市三本柳8-1-3
TEL.019-637-5055
FAX.019-637-7626

 
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活動報告(レポート)

車椅子レーサー競技者養成研修会を開催しました!

2017-10-24
元パラリンピック選手による講習会~選手・指導者・リハスタッフ・保護者が参加!
日時:平成29年10月22日(日)10:00~15:00
会場:ふれあいランド岩手
レポート:
  2014年度のサントリーチャレンジド奨励金により、当協会が初めて車椅子レーサーを手にして以来、5名の選手が競技を続けている。競技歴は数か月から3年程度であるが、どの選手も最初は驚くほどタイムが伸びるが、その後に限界点に達すると逆にタイムは下降していくという現象が起こった。「果たして、この練習方法は正しいのだろうか?」選手も指導者も確信を持てないままでの練習になっていたように思う。そこで、今回の講習の企画となった。
  さて、当日は、台風接近とともに雨、風が強くなり、急きょ会場をふれあいランド岩手に変更して実施することになった。講師には一般社団法人チャレンジドアスリート協会会長・千葉 祇暉(まさあき)氏をお招きした。千葉さんはパラリンピック等、数々の競技大会への出場経験がある。また、全国各地で車椅子レーサー競技者の育成研修を数多く行い、パラリンピアンを含めて多くのトップアスリートの育成に携わってきた。
  講習内容であるが、午前中は講義形式、午後は競技場の軒下の限定的なスペースではあったが実技を行った。また、最後にはグローブの製作方法も学んだ。
  講習に参加した本県陸上競技監督の佐藤慎二先生からのコメントを要約して紹介します。「当事者からのお話は選手や保護者にとって貴重な機会である。指導は手探りになりがちで迷うこともあるが、今回のお話ですっきりした。実技は選手の障がい特性や個人の体の状態、体の動き、技量に合わせた的確な指導・助言があり、選手自身も自分のこぎ方の変化に驚き、目を輝かせていた。指導者としても個人個人に合わせた指導の大切さ、レーサーの奥深さ、考え方、楽しさを知ることができた。」
  最後に埼玉から台風が近づく中、遠路、自家用車でいらしていただいた千葉さん、本当にありがとうございました。次回は陸上競技場でバンバンと実技ができることを期待して、是非、また岩手にお呼びしたいと思います。何卒よろしくお願いします!
千葉さんの著書の表紙画像:「立てないけど、立ち上がれ!」
 



























































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